サーボフレックス (金属板ばねカップリング)
有限要素法による徹底的な解析、超高剛性の金属板ばね式
サーボモータ用途に開発した、超高剛性の金属板ばね式カップリングで、この方式は、ねじれ方向に硬く、こじり方向・段違い方向・軸方向にやわらかいというすぐれた性質を持っており、エレメントとなる板ばねは、最新の有限要素法による徹底的な解析で、この上ない理想的形状を追求しました。ハブの材質に高力アルミ合金を採用した小型軽量のSFCモデルと本体材質に炭素鋼を採用しさまざまなバリエーションが選べるSFSモデル、工作機械の主軸・送り軸用途に開発したSFM・SFFモデルと用途に応じて豊富なラインアップを取り揃えています。
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クランプハブに軽量、高強度の高力アルミ合金を採用した板ばねタイプのカップリングで、ねじり剛性が高く高応答に対応できます。高剛性のシングルエレメントタイプとスペーサを介してエレメントをダブル配置し、フレキシブル性を持たせたダブルエレメントタイプを用意しています。いずれも軸径連動型のハブ外径とすることで、慣性モーメント低減を実現しています。
本体材質にスチールを用いた板ばねタイプのカップリングで、サーボフレックスのベーシックタイプです。高剛性のシングルエレメントタイプとスペーサを介してエレメントをダブル配置し、フレキシブル性を持たせたダブルエレメントタイプ、ダブルエレメントに中間フランジを組み合わせたフローティングシャフトタイプを用意しています。
最新サーボモータの仕様・寸法から、許容トルク、対応軸径などを設定、各社最新のサーボモータにベストマッチします。モデルは、組み立て作業性の良いクランプ方式と、信頼性の高いくさび締結方式をラインアップ。いずれも当社従来比1.5倍以上(最大)の許容トルクを実現。カップリングのダウンサイジングが可能となり、慣性モーメントの低減にも貢献します。また、サーボモータのテーパ軸への対応など、豊富なバリエーションからお選びいただけます。
工作機械の主軸用カップリングに要求される、高トルク・低慣性・高速回転の実現に向けたハイスペックモデルです。従来モデルと比べ、トルクバリエーションを大幅に拡大、軸への締結方法に従来からのくさび締結方式に加え、新たにクランプ方式を追加、選択の幅が大きく広がりました。また、バランス修正を標準装備、高速回転での問題を解決します。
高出力用途の板ばねカップリングで最大サイズは、フランジ外径φ 262mm、許容トルクは8000N・m。高剛性のシングルエレメントタイプとエレメントをダブル配置し、中間をフローティングシャフトでつないだフレキシブル性の高いダブルエレメント・フローティングシャフトタイプを用意しています。特にフローティングシャフトはお客様の要望に応じた長さ設定にも対応可能です。