シュミット (リンク式カップリング)
回転中の軸心の平行移動も可能なカップリング
従来、スプラインシャフトやユニバーサルジョイントで構成されることの多かった軸心違いの動力伝達において、コンパクトで効率の良い動力伝達を実現するのがシュミットカップリングです。シュミットカップリングは、リンクのクランクモーションを利用した軸心違いカップリングで、一方のエンドディスクに入力された動力は、リンクとセンターディスクを介して他方のエンドディスクに伝達されます。この、リンクの長さによって軸心の移動量が決定されるので、軸心違いでの動力伝達が可能なだけではなく、回転中の軸心の平行移動も可能なカップリングです。
- 製品一覧
- ムービー
リンクのクランクモーションを利用した軸心違いカップリングで、一方のエンドディスクに入力された動力は、リンクとセンターディスクを介して他方のエンドディスクに伝達されます。偏心量は、このリンクの長さによって決定され、軸心違いでの動力伝達がスムーズにおこなえます。また、動力伝達をリンクのクランクモーションによっておこなっているため、回転中の軸心の平行移動も可能です。リンク数が3×2の標準NSSモデルとリンク数を増やし許容トルクを増加させた準標準NSSモデルがあります。