センタフレックス (原動機用ゴム･樹脂カップリング)
フレキシブル性に富んだエラスティックカップリング
ゴムカップリングはゴムの弾性を、樹脂カップリングは樹脂の弾性を利用して、衝撃や振動を減衰・吸収するカップリングです。高フレキシブル、低騒音、潤滑不要なため保守が容易、構造が簡単、長寿命などの長所を備えています。建設機械、船舶、発電機などエンジンから一般産業機械まで幅広い実績があります。
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弾性に富んだゴムによって動力を伝達。振動・衝撃の吸収にすぐれ、機械装置の騒音も減少します。弾性体のゴム部分は、多角形のゴムとその頂点にインサートされたアルミインサートから構成されており、その各々は強固に加硫接着されています。このゴム体を円筒ハブとフランジハブにそれぞれ半径方向、軸方向にボルトで結合することで、ゴム体を介した動力伝達が実現します。特に半径方向へのボルト結合は、予備圧縮構造となりフレキシブル性と振動・衝撃の吸収にすぐれた動力伝達を可能とします。
- 最大常用トルク
5000N･m
- 下穴追加工範囲
9mm～130mm
- 使用雰囲気温度
-30℃～95℃
ゴムの弾性力を持ったポリエステル樹脂によって動力を伝達。振動・衝撃の吸収性にすぐれる上、天然ゴムでは得られない耐熱・耐寒・耐油性を実現しました。また、軸方向への移動のみで簡単に入出力の連結・分離が可能でメンテナンスが容易です。
- 最大常用トルク
2500N･m
- 下穴追加工範囲
13mm～120mm
- 使用雰囲気温度
-40℃～120℃
緩衝材に高品質のナイロン樹脂を採用。この構造とエレメント材質は、ねじり方向に硬く、こじり・軸方向にはすぐれたフレキシブル性を持ちながらバックラッシはありません。振動・衝撃を吸収しつつ正確な動力伝達を実現します。モデルは、エレメント（緩衝材）と円筒ハブ、フランジハブ、エレメント固定用のボルトから構成される単純な構造です。
- 最大常用トルク
370N･m
- 下穴追加工範囲
9mm～65mm
- 使用雰囲気温度
-30℃～90℃
緩衝材に弾力性に富んだ樹脂（ポリウレタン・ポリエステル）をエレメントとして採用しているため、動力伝達時の振動・衝撃の吸収性にすぐれ、また、騒音も低減します。構造は、2 個のハブの間にエレメントをはさみ込んだだけのコンパクトで単純な設計ですから、取り付け・取り外しが簡単にでき、装置全体のメンテナンスが容易です。
- 最大常用トルク
1400N･m
- 下穴追加工範囲
10mm～80mm
- 使用雰囲気温度
-40℃～80℃/CF-B，-40℃～120℃/CF-B H
弾力性に富んだゴムによって動力を伝達する、振動・衝撃の吸収にすぐれた、エンジン用のカップリングで、ねじり方向に非常にやわらかく、ねじり振動による共振点をエンジンローアイドル以下に回避することが可能なカップリングです。軸方向に短くスペースを必要とせず、軸方向の移動だけで簡単に入出力の連結・分離ができるので、メンテナンスも容易です。
- 最大常用トルク
18000N･m
- 下穴追加工範囲
11mm～180mm
- 使用雰囲気温度
-30℃～90℃
