よくある質問
よくある質問を掲載しております。こちらに掲載されていない場合、または質問が見つからない場合などは
「お問い合わせフォーム」からお気軽にお問い合わせください。
*以下記載の情報はこれから随時 追加・更新を行ってまいります。
目次
製品について
カップリング
- > カップリング標準穴加工付きの場合セットねじ加工・セットねじは付きますか?
(いもねじ・セットスクリュー・ビス・止めねじ) - > カップリングで取り付け軸にキー溝があった場合、許容トルクはどうなりますか?
- > カップリングの締結部(内径)をスプラインにすることは可能ですか?
- > カップリングの軸挿入量はどう決めればいいですか?
- > カップリングの軸締結方法に「セットねじ(セットスクリュー)」がありますが、
機械の振動にて脱落恐れがあります。良い対策はありますか? - > キー溝止めねじのサイズ、本数は変更できますか?(例:AL-070 H17 2-M4→1-M6)
- > 軸継手破損事例の紹介(日本工作機械工業会)
サーボフレックス(金属板ばねカップリング)
- > SFCカップリングの最低軸挿入量は?
- > 相手取付軸にキー溝があってもSFCは取付可能ですか?
- > SFCなどのボルトについているペイントは何ですか?
- > SFFカップリングにて、クランプ方式と、楔方式の組み合わせは可能ですか?
- > SFMカップリングにて、クランプ方式と、楔方式の組み合わせは可能ですか?
- > SFF、SFM クランプ方式に対し、キー溝を追加工することは可能ですか?
- > SFHカップリングに対し、キー溝を2箇所加工することは可能ですか?
- > SFHを1台納入したところ、2梱包できました。1台しか手配していないので台数過納入ではないですか?
- > SFH-Sはなぜ許容偏心が記載されていないのでしょうか?SFC/SFFでは記載がありますがどうしてでしょうか?
- > サーボフレックス(金属板ばねカップリング)の耐久性・経年変化は?
- > カップリングを取り付けた際に従動軸に振れが生じます。原因は何ですか?
- > 金属板ばねカップリングの使用中に、音や振動が発生しました。対応策を教えてください。
- > 軸への締結がクランプ方式で、充分なトルク伝達ができますか?
スパフレックス(ジョーカップリング)
スターフレックス(ジョーカップリング)
- > ALSのエレメントの型式を教えて欲しい。
- > スターフレックスの寿命を教えてください。
- > 常用トルクを超えた使用は可能ですか?
- > ルーズフィットエレメントとはどのようなものですか?
- > スターフレックスのノーバックラッシに経年変化はありますか?
- > ALS(スターフレックス)カップリングの樹脂(エレメント・スパイダー)部に溶剤がかかってしまう
雰囲気ですが、問題ないですか? - > ALS(スターフレックス)カップリングの全長を変更することは可能ですか?
ステップフレックス(減衰ゴムカップリング)
センタフレックス(原動機用ゴム・樹脂カップリング)
- > 駆動にディーゼルエンジンを使用した装置で共振が発生します。対処法はありますか?
- > CF-A モデル(原動機用ゴム・樹脂カップリング)の「予備圧縮構造」とは何ですか?
- > ゴムカップリングの熱の影響とメンテナンスについて
- > センタロックについて
- > CF-Aのボルトはゴム体の交換時に一緒に交換した方がいいのでしょうか?
- > CF-Aのボルトの締め直しは何回まで可能でしょうか?
- > CFのゴム体がきつくて交換できません。購入したゴム体は間違いないでしょうか?
- > CF-Bのエレメントがサイズによって切れ目がはいっていますが正常ですか?
- > センタフレックスシリーズは共振したらどうなりますか?
- > 注文時、センタフレックスカップリングの穴径表記について気を付けることを教えてください。
- > センタフレックスのクランピングハブ仕様は、バックラッシゼロですか?
ETPブッシュ・ポジロック(摩擦式締結具)
ETPブッシュ
- > ETPブッシュの許容回転数はどのくらいですか?
- > ETPブッシュの耐久性について教えてください。
- > ETPは圧力をかけた時、どれくらい膨張しますか?
- > 圧力媒体(グリス)の成分はなんですか?
- > ETPのグリスが人体に及ぼす影響は?食品に付着しても問題無いのでしょうか?
- > ETPブッシュを取り付けるハブに関して注意事項はありますか?
- > 軸・ハブにキー溝がありますが使用できますか?
- > 軸・ハブがスリーブの全長にかからない場合でも使用できますか?
- > スラスト荷重がかかる場合でも許容トルクを伝えられますか
- > 1度スリップしたETPブッシュは再使用できますか?
- > ETPのプレッシャースクリューは交換可能ですか?また販売を行っていますか?
- > ETPの許容トルクは、メカ式に比べ下がるのでしょうか?
- > ETP-E-Rは防水規格だとIPいくつ相当ですか?
- > ETP-K、ETP-G、ETP-Dタイプは今ないのでしょうか?
- >ETP-E-C、ETP-T-Cの防錆能力はどの程度でしょうか?防錆効果に関する資料はありますか?
電磁クラッチ・電磁ブレーキ
- > クラッチやブレーキの防塵カバー作成は可能ですか?
- > クラッチやブレーキ製品の寿命は、仕事量(摩耗)の他に何がありますか?
- > クラッチやブレーキ製品を使用雰囲気外で使用できますか?
- > 励磁作動形ブレーキでトルクコントロールできますか?
- > 解放レバーの動作許容回数は何回ですか?
- > クラッチやブレーキのステータのリード線に極性(+-)はありますか?
無励磁作動形ブレーキ
- > 標準品ではトルク、応答性などを満たすものがありませんがカスタマイズは可能ですか?
- > 寸法上の制約から標準品が取り付けられない場合でも対応は可能ですか?
- > 騒音対策にはどんなものがありますか?
- > BXR-LEの電源の裏側の面についている溝は何ですか?
クラッチ・ブレーキ電源クラッチ・ブレーキ電源
ベルト式変減速機
- > ベルト式変速ユニットのベルトの外し方を教えて下さい(AHS、RWPを除く)
- > ベルト式変速機のベルトの入れ方を教えて下さい(AHS、RWPを除く)
- > ANS型の従動側プーリPE(07以上)の外し方を教えて下さい
- > 中空軸ユニットのモータや減速機のみの販売は可能ですか?
- > ANWの定格電流値は何Aでしょうか?
- > RWMは油交換できますか?
ゼロマックス
トルクリミッタ
ロスタ
該非判定について
その他
製品について
カップリング
- カップリングで取り付け軸にキー溝があった場合、許容トルクはどうなりますか?
- 軸の取り付け位置にご注意いただきながら利用いただければ、キー溝があっても許容トルクは変わりません。
- カップリングの締結部(内径)をスプラインにすることは可能ですか?
- カップリングの種類、スプラインの種類によります。こちらの「お問い合わせフォーム」からご相談ください。
- カップリングの軸挿入量はどう決めればいいですか?
- カップリングの種類にもよりますが、基本はハブ(フランジ)の全長にわたって軸が挿入されるようにしてください。極端に軸挿入量が足りないと、保持力の低下によりスリップを引き起こす要因や、締結できない、ハブが変形し以降挿入できない等のトラブルになります。
- カップリングの軸締結方法に「セットねじ(セットスクリュー)」がありますが、機械の振動にて脱落恐れが
あります。良い対策はありますか? - 特殊対応として、1箇所のねじ穴にセットネジを2ケ使用する等の方法があります。穴径・機械の仕様にて都度最適な方法を検討しますので、ご相談ください。
- キー溝止めねじのサイズ、本数は変更できますか?
(例:AL-070 H17 2-M4→1-M6) - 可能ですが特殊対応になります。
「お問い合わせフォーム」にて詳細についてご記入の上お問い合わせください。
- 軸継手破損事例の紹介(日本工作機械工業会)
- 下記資料をご参照ください。
「参考事例集」
サーボフレックス(金属板ばねカップリング)
- SFCのボルトについているペイントは何ですか?
- 製品の生産状況によって、手作業で生産を行う場合と機械にて生産を行う場合があります。
手作業で生産を行う場合には、トルクレンチの締め付けに不具合がないか、ペイントで確認作業を行っています。
- SFCカップリングの最低軸挿入量は?
- 基本的にはそれぞれの相手取り付け軸がカップリングのクランプハブ全長(LF寸法)にわたって軸と接するように、軸を挿入して取り付けてください。
ただ挿入長さがぴったりにならない場合にも、問題なく利用できる場合がありますので、その場合には一度「 お問い合わせフォーム」よりご相談ください。
- 相手取付軸にキー溝があってもSFCは取付可能ですか?
- 相手取り付け軸は丸軸が原則ですが、やむを得ず丸軸以外の軸をご使用になる場合は、下図のように軸の取り付け位置にご注意ください。
軸の取り付け位置によってはカップリング本体の破損、軸保持力の低下につながります。
カップリングの性能を十分に満足頂くためには丸軸でのご使用を推奨します。
- SFFカップリングにて、クランプ方式と、楔方式の組み合わせは可能ですか?
- 可能です。各々のハブに対し、穴径と締結タイプを指示してください。
- SFMカップリングにて、クランプ方式と、楔方式の組み合わせは可能ですか?
- 可能です。各々のハブに対し、穴径と締結タイプ、バランス等級・回転速度を指示してください。
- SFF、SFM クランプ方式に対し、キー溝を追加工することは可能ですか?
- 穴径、キー溝寸法(幅・高さ・公差)により検討が可能です。対応不可能な場合もあります。
- SFHカップリングに対し、キー溝を2箇所加工することは可能ですか?
- キー溝の仕様(幾何公差、位置等)により、都度判断が必要となります。ご希望の仕様をご記載いただき、「お問い合わせフォーム」からご連絡くださいませ。
- SFHを1台納入したところ、2梱包できました。1台しか手配していないので台数過納入ではないですか?
- SFHにつきましては、サイズによっては1つの梱包で入らないことがあります。そのため、2つにしてお送りすることがありますが台数過納入ではありませんのでご承知おきくださいませ。
- SFH-Sはなぜ許容偏心が記載されていないのでしょうか?SFC/SFFでは記載がありますがどうしてでしょうか?
- 理論上、SFCやSFFでもシングルエレメントタイプは偏心量を許容することができません。しかしSFCやSFFは組み立て出荷品でありSFSやSFHのように部品出荷品でないことから、軸心調整が難しいこともあり、性能に問題ない程度の許容偏心(誤差)を設けています。
- サーボフレックス(金属板ばねカップリング)の耐久性・経年変化は?
- 弊社では、許容トルク以上の負荷を掛けた状態でねじり耐久試験を行います。サーボフレックスはこの試験で金属疲労限度である1000 万回をクリアーしています。またオール金属材料のため経年劣化は極めて少なく、長期間にわたり高精度のトルク伝達が可能です。
- カップリングを取り付けた際に従動軸に振れが生じます。原因は何ですか?
- カップリングが原因となって発生する従動軸の振れは、主に不十分な心出しによる軸反力によって生じます。サーボフレックスシリーズ(金属板ばねカップリング)は全て高精度な専用治具を用いて組み立てているので、左右の穴は高い同心度を確保。軸反力は極小のため、従動軸の振れを極めて小さく抑えることが可能です。
- 金属板ばねカップリングの使用中に、音や振動が発生しました。対応策を教えてください。
- サーボモータの場合は制御系で機械共振抑制フィルターをその固有振動数に設定することで音、振動を抑制できます。ステッピングモータの場合は使用回転速度をずらすか、減衰効果の高いステップフレックスカップリングで振動を吸収・抑制することが可能です。
- 軸への締結がクランプ方式で、充分なトルク伝達ができますか?
- 弊社のトルク伝達試験では十分な安全率を用いておりますので、カタログ記載の許容トルクにおいて、締結方法が原因となって締結部がスリップすることはございません。クランプハブへのキー溝加工は可能ですので、ご要望のお客様はキー溝加工対応オプションを参照ください。
スパフレックス(ジョーカップリング)
- ALの下穴品に穴は空いていますか?
- 空いておりません。以下のようなセンター穴加工がなされています
スターフレックス(ジョーカップリング)
- ALSのエレメントの型式を教えて欲しい。
- ELです。詳しくは「ALS製品ページの仕様詳細」をご覧ください。
- スターフレックスの寿命を教えてください。
- 動力伝達が主目的の場合、カタログ記載の選定手順に基づいて適切に選定していただくことで10 年以上の寿命が期待できます。 寿命は使用環境・条件により異なり、特に使用温度と取り付け誤差が大きく影響しますので、詳細はお問い合わせください。
- 常用トルクを超えた使用は可能ですか?
- 最大トルクを超えない範囲であれば、1日8 時間稼動で10 回以内は許容できます。これは起動・停止頻度の少ないモータの、起動時のトルクを想定しています。
- ルーズフィットエレメントとはどのようなものですか?
- エレメントのトルク伝達面を凸形状(クラウニング形状)にしたもので、許容取り付け誤差を大きくできます。また、ハブとのはめあいも緩く設定されているため組み立てが容易で、作業工数を低減できます。
- スターフレックスのノーバックラッシに経年変化はありますか?
- スターフレックスはエレメントに予備圧縮を掛けることによってノーバックラッシを実現しているので、樹脂の経年変化等によってノーバックラッシを維持できなくなる場合があります。長期にわたりノーバックラッシでの使用を検討の場合は負荷の性質による補正係数を大きく取ることを推奨いたします。より長期にわたり高精度制御を要求される場合は金属板ばねカップリング「サーボフレックスシリーズ」を推奨いたします。
- ALS(スターフレックス)カップリングの樹脂(エレメント・スパイダー)部に溶剤がかかってしまう雰囲気ですが、問題ないですか?
- 溶剤の種類により都度判断が必要となりますので、ご利用の溶剤をご記載の上「お問い合わせフォーム」からご相談くださいませ。
- ALS(スターフレックス)カップリングの全長を変更することは可能ですか?
- ハブを短くすることは可能です。ご希望の仕様を都度弊社へご相談願います。ハブを長くすることは対応不可です。SFC等別のカップリングにてお客様に最適なカップリングをご提案できますので、「お問い合わせフォーム」からぜひ一度ご相談くださいませ。
ステップフレックス(減衰ゴムカップリング)
- STFのエレメントゴム材により回転伝達に遅れが生じますか?
- 動作に支障が出るレベルでの遅れはありません。
センタフレックス(原動機用ゴム・樹脂カップリング)
- 駆動にディーゼルエンジンを使用した装置で共振が発生します。対処法はありますか?
- 駆動源にディーゼルエンジンを使用する場合、トルク伝達システム全体の回転方向の固有振動数と、エンジン回転速度による振動数が合った時に共振します。エンジンカップリングは回転伝達や振動吸収だけでなく、共振回転速度を逃す役割も果たしているため、共振回転速度がある場合、カップリングのねじりばね定数を変更する(カップリングの変更、ゴム硬度の変更など)ことにより、共振回転速度を使用回転速度からずらすことが可能です。CF-A やCM など天然ゴム系エレメント採用のねじりばね定数が低いモデルでは共振回転速度はローアイドル以下に、CF-H などねじりばね定数の高いモデルでは共振回転速度がハイアイドル回転速度より高い速度域に現れる傾向があります。
- CF-Aモデル (原動機用ゴム・樹脂カップリング)の「予備圧縮構造」とは何ですか?
- ゴムには引っ張られる使い方よりも圧縮する使い方のほうが寿命が延びるという特性があります。さらに、同じ圧縮する使い方でも、ある程度圧縮させてから力を加える使い方はより長寿命となり、この「ある程度圧縮させておく」ことを予備圧縮と呼びます。CF-A モデルはゴム体に予備圧縮がかかった状態で組み立てられており、圧縮される部分は長寿命、引っ張られる部分も一定以上のトルクを掛けないと引っ張り状態とならないため、総合的に長寿命が得られます。
- ゴムカップリングの熱の影響とメンテナンスについて
- 天然ゴムは熱が加わることにより、表面上の油分が失われ弾力が無くなり硬化します。その硬化の進行具合は温度によって異なりますが、エンジンハウジング内で使用されているCF-A が熱の影響を受けた場合、ゴム体表面から硬化し、その部分にトルクが掛かると、その硬化層から亀裂が入り破壊が進行します。メンテナンスの目安として、ゴム硬度が使用前より15Hs 程度高くなった時点で交換することを勧めています。
- センタロックについて
- ハブを軸に取り付ける際、センタロック機構での取り付けが可能です。クランピングねじを締め付けることにより、クランピングハブのスプライン部が歪み、軸のスプライン部を押し付け、ハブとスプライン軸は完全に固定されます。サイズにもよりますが、クランピングねじを規定トルクで締め付けると、クランピングねじ1本あたり約1トンの軸方向の保持力が発生します。ですから、通常の使用状態においては、全く問題ないレベルで固定されています。
- CF-Aのボルトはゴム体の交換時に一緒に交換した方がいいのでしょうか?
- マイクロカプセルコーティングによるゆるみ止めが施してあるため、交換を推奨します。
- CF-Aのボルトの締め直しは何回まで可能でしょうか?
- 短時間での増し締めや組み直し等であれば可能ですが、ゆるみ止めの効果は減少します。
ただし、一定期間以上使用した場合は交換を推奨します。
- CFのゴム体がきつくて交換できません。購入したゴム体は間違いないでしょうか?
- 耐久性向上のためCF-Aモデルは予備圧縮がかかる構造になっています。
そのため組み立てがしづらい場合があります。
- CF-Bのエレメントがサイズによって切れ目がはいっていますが正常ですか?
- 正常です。140、140-Hのエレメントに切れ目が入っています。
- センタフレックスシリーズは共振したらどうなりますか?
- 共振した場合、内部発熱による溶損が発生し数分で壊れる可能性があります。
- 注文時、センタフレックスカップリングの穴径表記について気を付けることを教えてください。
- 穴径指定の際は弊社カタログの「ご注文に際して」の欄を確認し、
型式の後に円筒ハブ穴径(d1)-フランジハブ穴径(d2)の順で記載頂きます様お願いします。
円筒ハブ側とフランジハブ側で最小及び最大穴径が異なりますのでご注意ください。
それぞれの最小穴径、最大穴径に関しては寸法の欄に記載がございますのでご確認ください。
各項目の注記をしっかりと確認頂きます様お願いします。
- センターフレックスのクランピングハブ仕様は、バックラッシュゼロですか?
- クランピングハブと軸の間はセンタロック作用にて完全に固定されますのでバックラッシはありません。
但し、クランピングネジの締付トルクが規定の締付トルクよりも低い場合は十分な保持力を得ることができず、バックラッシが発生してしまう可能性があります。
トルクレンチを使用するなどして、規定の締付トルクで締付を行って頂きます様お願いします。 また、製品仕様上、バックラッシがある製品に関してはバックラッシがなくなるわけではありませんのでご注意ください。
ETPブッシュ&ポジロック(摩擦式締結具)
- ETPブッシュやポジロックで樹脂ハブを使用することができますか?
- 使用できません。
ETPブッシュ
- ETPブッシュの許容回転数はどのくらいですか?
- ETPのサイズや取り付けられるハブの寸法によって異なりますが、3,000min-1程度で使用しても問題ありません。高速回転でのアプリケーションについてはお問い合わせください。
- ETPブッシュの耐久性について教えてください。
- ETPブッシュにその許容トルクを周期的に作用させた場合の疲労は約50万回、許容トルクの75%を周期的に作用させた場合の疲労は半永久的となります。
- ETPは圧力をかけた時、どれくらい膨張しますか?
- 材質や相手ハブの形状などによって異なります。
一概には言えません。ETP選定時は既定の公差を必ず守って選定ください。
各ETP製品の規定取り付け公差は「選定時資料」にてご確認ください。各モデルのページの巻末に「設計上の確認事項」というページがあります。そちらから規定の取り付け公差をご確認頂けます。
- 圧力媒体(グリス)の成分はなんですか?
- モデルによって異なります。
ラインナップとして油の代わりに
安全性の高い食品機械用潤滑剤(NSF H1登録品)を使用しているものがあります。(ETP-E plus R TYPE)
- ETPのグリスが人体に及ぼす影響は?食品に付着しても問題無いのでしょうか?
- モデルによって異なります。「お問い合わせフォーム」からお問い合わせください。
油の代わりに安全性の高い食品機械用潤滑剤(NSF H1登録品)を使用しているラインナップがあります。(ステンレス製)
(ETP-E plus R TYPE)
- ETPブッシュを取り付けるハブに関して注意事項はありますか?
- 以下の図のように、ハブ側の外径が足りていないと油圧式の力に負けてハブが変形するおそれがあります。
ETPブッシュを選定するときは必ずハブ側の最小外径が足りているかどうかご確認ください。
ハブの最小外径の求め方は以下の式を参考してください。
- 軸・ハブにキー溝がありますが使用できますか?
- 金属用エポキシパテなどで加工済みのキー溝を完全に埋め、整形していただくことで使用可能となります。キー溝が付いたままでの使用は、スリーブが変形して取り外しができなくなるおそれがあります。
- 軸・ハブがスリーブの全長にかからない場合でも使用できますか?
- 軸・ハブがスリーブ全長にかかるよう、ショートスリーブ仕様を選定またはお問い合わせください。スリーブと軸・ハブが接触しない部分はスリーブの変形が規制されないため、変形量が大きくなってしまいスリーブが塑性変形してしまったり、十分な摩擦力が得られず仕様値を満足しないなどの問題が発生します。
- スラスト荷重がかかる場合でも許容トルクを伝えられますか
- 記載されている許容トルク、許容スラスト力は、それぞれが単独に作用した場合の最大許容値です。トルクとスラスト力が同時にかかる場合には、合成負荷を求め、許容トルク以下となることを確認してください。
- 1度スリップしたETPブッシュは再使用できますか?
- スリップの程度にもよりますが、軽微なスリップであれば再使用は可能です。ただし、再使用にあたってはETP ブッシュ・軸・ハブの表面に傷がないこと、ETP ブッシュ本体に変形がないかなど確認が必要です。また、再使用の際はスリップした原因を取り除くことが必要です。
- ETPのプレッシャースクリューは交換可能ですか?また販売を行っていますか?
- 販売や交換は行っておりません。また、プレッシャースクリューを抜いてしまいますと油圧式の中に空気が入ってしまい、締結機能が失われますのでお客様側で交換を行うことはおやめ頂けますと幸いです。
- ETPの許容トルクは、メカ式に比べ下がるのでしょうか?
- ご利用されるシャフト径によって異なりますので、一概に下がるとは言えません。ETP製品は、接触面で締結するという特徴があります。そのため軸径が大きくなるほどETP製品の許容トルクの方が大きくなります。ETP製品やポジロック製品についての仕様詳細をご確認いただけますと幸いです。
- ETP-E-Rは防水規格だとIPいくつ相当ですか?
- IPには準拠しておりません。
あくまでステンレス仕様でさびにくいという仕様のため、防水を主目的としたご使用はお控えください。
- ETP-K、ETP-G、ETP-Dタイプは今ないのでしょうか?
- PSL-K、PSL-G、PSL-Dに型式変更になりました。PSLにつきましては「PSL製品ページ」をご確認ください。
- ETP-E-C、ETP-T-Cの防錆能力はどの程度でしょうか?防錆効果に関する資料はありますか?
- 無電解ニッケルめっきを施しており、標準仕様よりも防錆力はありますが使用環境によって防錆効果は異なります。特殊な環境下での使用の際は「お問い合わせフォーム」よりお問い合わせください。
電磁クラッチ・電磁ブレーキ
- クラッチやブレーキの防塵カバー作成は可能ですか?
- 防塵カバーは現状、BXWモデルのみの対応となっております。
- クラッチやブレーキ製品の寿命は、仕事量(摩耗)の他に何がありますか?
- 仕事量以外には、熱劣化による電磁コイルの寿命とばねなどの機械的寿命があります。
電磁コイルの寿命=通電可能時間となります。
機械的寿命は、クラッチやブレーキ製品の無負荷でのON/OFF回数です。
詳細は「お問合せフォーム」からお問い合わせください。
- クラッチやブレーキ製品を使用雰囲気外で使用できますか?
- 特殊対応で対応可能です。
詳細は「お問合せフォーム」からお問い合わせください。
- 励磁作動形ブレーキでトルクコントロールできますか?
- 電流を変えるとトルクコントロールができるブレーキもありますが、弊社ではお取り扱いしておりません。
- 解放レバーの動作許容回数は何回ですか?
- モデルにより異なります。
常時動作させるものとしては設計しておりませんので、動作させすぎると変形などのおそれがあります。
そのため数十回程度を目安に動作させることをお勧めします。
- クラッチやブレーキ製品のステータのリード線に極性(+-)はありますか。
- ありません。
無励磁作動形ブレーキ
- 標準品ではトルク、応答性などを満たすものがありませんがカスタマイズは可能ですか?
- 過励磁電源装置の使用や、モータ起動時の突入電流を利用すること、摩擦材を変更することなどで、トルクを上げること・応答性を高めること・総仕事量(寿命)を伸ばすこと、発熱量を抑えることなど、様々なカスタマイズが可能です。詳しくはお問い合わせください。
- 寸法上の制約から標準品が取り付けられない場合でも対応は可能ですか?
- 可能です。例えばトルクを保ったままでの薄型化など、多くの実績があります。諸条件によりますが、同トルクで標準品の半分程度まで薄くできる可能性があります。詳しくはお問い合わせください。
- 騒音対策にはどんなものがありますか?
- 無励磁ブレーキの騒音には、①回転中の微振動によって発生するカタカタ音、②アーマチュア吸引・釈放音、③制動時の摩擦音(鳴き音)、④駆動回転時(ブレーキ釈放時) のすり音などがありますが、そのいずれにも対応できます。下図はその一例です。
- BXR-LEの電源の裏側の面についている溝は何ですか?
- 電源の場所を固定するには、金具を使って壁に取り付けるなどの方法がありますが、その固定に必要な金具を取り付けるためにこういった溝がついています。
クラッチ・ブレーキ電源
- BESの入力電流は?
- 負荷によって変わりますが、定格電流は以下のようになります。
BES-20-□□-1 1.6A
BES-40-□□-1 3.2A
BES-20-□□ 0.8A
BES-40-□□ 1.6A
- BEHはDC24V出力なのに、無励磁ブレーキ推奨電源ではないのは何故ですか?
- BEHは超高速制御タイプの電源であり、
励磁型のクラッチ・ブレーキを高速・高応答で制御するために設計された製品です。
無励磁ブレーキの場合、バネでブレーキをかけるため電気的に高速・高応答で制御することができません。
そのため、無励磁ブレーキ用電源として推奨しておりません。
ベルト式変減速機
- ベルト式変速ユニットのベルトの外し方を教えて下さい(AHS、RWPを除く)
- 可能であれば、モータを回転させ変速ハンドルを反時計方向に回転させ、最高速になった状態で止めて下さい。このまま変速ハンドルを時計方向に回転させると、ベルトが緩みますので取り外すことが出来ます。(動画)
- ベルト式変速機のベルトの入れ方を教えて下さい(AHS、RWPを除く)
- モータ側プーリを最低速にします。ベルトをモータ側プーリにかけます。従動側プーリにベルトをひっかけ半回転させれば、ベルトがかかります。(動画)
- ANS型の従動側プーリPE(07以上)の外し方を教えて下さい
- プーリの真中にある六角穴付きボルトでアダプターを締め上げて固定していますので、その六角穴付きボルトを緩めるとプーリが外れます。
- 中空軸ユニットのモータや減速機のみの販売は可能ですか?
- 基本的には行っておりません。
- ANWの定格電流値は何Aでしょうか?
- モーター単体の電流値になりますが、モーター部の側面に電流値が記載されているシールがあります。そちらをご覧くださいませ。
- RWMは油交換できますか?
- 行っておりません。
ゼロマックス
- ゼロマックスの修理・下取りは可能ですか?
- 行っておりません。
トルクリミッタ
- トルクテンダー(トルクリミッタ)のスプリング交換方法を教えてください。
- 分解を行う必要があるため、お客様側でスプリングを交換頂くことはご遠慮いただいております。
ロスタ
- ロスタテンショナーの各部の材質を教えてください
- プーリアイドラー RAには固定用ボルト・ナットは付属していますか?
- 付属しています。
- スプロケットアイドラーNには固定用ボルト・ナットは付属していますか?
- 付属しています。
該非判定について
- 該非判定書のダウンロード方法を教えてください。
- 「該非判定書発行」のページからダウンロードいただけます。
- ホームページの該非判定一覧に記載の無い製品は?
-
「お問い合わせフォーム」に製品名や型式をご記入の上、お問い合わせください。
標準扱いではないため確認に時間がかかりますので、お受けした場合でも納期は2週間以上となる場合があります。
さらに「外部生産品」の場合は、製造メーカーに依頼となるため約1ヶ月かかります。お急ぎのときは製造メーカーのホームページなどから発行できるか直接お問い合わせ願います。
弊社製品の回答はホームページと同等の該非判定結果となり、製造メーカーからの回答はそのまま提出をさせていただきます。
- 部品やオプション製品の該非判定は?
- 「エレメント」「ゴム体」「変速ベルト」などの部品や「ロスタ/クランプ,ブラケット,アイドラー」などのオプション製品はホームページから入手できますのでご確認ください。
なおホームページの該非判定書はすべての部品やオプション製品に対応してはおりませんので、ご了解をお願いいたします。
- 「改廃製品」の該非判定は?
- 性能向上や新製品との置き換えなどで改廃とさせていただく場合がありますが、該非判定書に「旧モデルの型式」も記載している製品がありますのでご確認願います。
- 該非判定書に書かれている法令の施行日とは?
- 該非判定に関する法改正が施行された日のことです。三木プーリでは最新の法改正が施行される通達があったときに、毎回該非判定の確認を行っております。ですが法改正の内容によっては、そのときの施行日を記載しない場合がありますのでご了解願います。なお施行日の変更や削除はお受けしておりません。
- 輸出貿易管理令別表第2での判定はできますか?
- 別表第2に記載の貨物は「ダイヤモンド」「血液製剤」「核原料物質や核燃料物質」「農薬や医薬品」などとなっており、 三木プーリで取り扱っている製品とは関係ございませんので判定しておりません。
- 「パラメータシート」や「項目別対比表」は?
- 発行しておりません。
- 指定した書式で作成できますか?
- 本来該非判定書は、お客様が作成される書類です。指定書式での作成や追記は弊社が代行することになり、誤記などによる責任問題、お客様へのご迷惑などが発生する恐れがありますのでお受けしておりません。
- 該非判定書に図面番号などを追記できますか?
- 図面番号や品番などのお客様情報は、弊社で取り扱うものではございません。また、該非判定書に追記する必要もございません。誤記なども起こりうるため、お受けしておりません。
- 該非判定書の型式に「*」が付いていますが?
- 製品自体の識別に影響が無い仕様を「*」として簡易的に表示しています。たとえば穴径の組み合わせ、軸との締結方法の違い、お客様のご要望に応じて付与される特殊番号などとなりますので、型式に「*」が含まれていても該非判定結果には何も影響はございません。
よって該非判定書へのフル型式表示のご要望はお受けしておりません。
なおフル型式は必要に応じて、お客様が該非判定書にご記入いただいても差し支えございません。
その他
- REACH調査依頼の方法について教えてください。
- 「お問い合わせフォーム」にREACH調査依頼対象の型式をご記入の上、お問い合わせください。お電話よりもHPからご依頼頂く方が早いです。
- 製品の購入先を教えてください。
- 少量注文の場合は「三木プーリ公式ネットショップ」から、大量注文の場合は「お問い合わせフォーム」からお問い合わせください。
その他販売店で購入したいが、販売店が分からないという場合には「 お問い合わせフォーム」からお問い合わせください。
- STEPデータの依頼方法を教えてください。
-
CAD・取扱説明書ページよりダウンロード可能です。
掲載しているCADの形式は以下の通りです。
・2DCAD→DXF形式
・3DCAD→STEP形式
上記以外の形式をご希望の方は 「 お問い合わせフォーム」からご相談ください。
※3DCADは、IGES形式・バイナリ形式・パラソリッド形式で作成を検討できます。
- 直接販売はしていますか?
- 「三木プーリ公式ネットショップ」や弊社営業を介して直販を行っています。 お客様に最適なご購入方法を提案可能ですので、製品購入をご検討の際は「 お問い合わせフォーム」からお問い合わせください。
- 運送便はどこが使えますか?
- 通常は西濃運輸、福山通運をご利用頂けます。
- タイミングプーリ・Vプーリは扱っていますか?
- 弊社では取り扱いはありません。
- 製造番号から型式を確認可能ですか?
- 基本的にはできません。