日本ポリスター株式会社
日本ポリスター株式会社
1964年創立。小型包装機のトップブランドという信頼を基盤に、顧客ニーズに沿った機器の高付加価値化、コンピュータ制御技術の導入による包装全体の合理化を進め、独自の存在感を発揮されている日本ポリスター。「 常にチャレンジスピリットを。」というスローガンを掲げ、近年は中国や東南アジアを視野に入れた新たな市場の拡大を図っている。
製品を袋詰めする機械のこと。ピロー包装機には、包装フィルムを上方から下方へ直角方向に送る「縦型ピロー包装機」と、包装フィルムを垂直方向に送る「横型ピロー包装機」があります。
「横型ピロー包装機」には、「正ピロー包装機」と「逆ピロー包装機」があります。
「正ピロー包装機」とは、上から製品を包み込むように背中シール(センターシール)をする方式です。個包装、高速包装が可能で、ディスプレイする面が上向きになるため見た目の確認がしやすいことが特長です。
「逆ピロー包装機」とは、ロールフィルムを下部に取り付け、製品をフィルムの上に乗せながら下側から包み込むようにして、背中シール(センターシール)をする方式です。複数包装が可能で、製品を包みながらコンベアで搬送していく方式のため、重量のある物の包装に適しています。さらに、フィルムの上に製品を直置きするため機械が汚れず衛生的です。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
それまでの大型の機械では、フィルムを送るところにコントローラで制御したモータを置いていたので、どうしてもカット機構の所で故障が多かったんです。
そこで私たちは、フィルムを送るところをメカで駆動させ、カットしてシールをするところに電子制御したモータを配置する改良を試みました。ですが、そのためには三木プーリさんに、コントローラの制御プログラムを一から作り直してもらう必要がありました。
日本ポリスターの逆ピロー包装機
PBF -300 MG
三木プーリさんのテクニカルセンターで試作機のプログラムを調整。 日本ポリスターの工場にあるもう一台の試作機でテストをするということを何度も繰り返しましたよね。
三木プーリさんにご協力いただいたおかげで、eg1も年間30台、多いときは60台ぐらい出荷する、弊社のベストセラー機になりました。そのeg1の後継機として、機能と使い勝手がさらに進化したのが、2019年11月に販売が開始されたばかりのeg1の第3世代(サード)。 もちろんこちらにも三木プーリさんの製品を使わせていただいております。
日本ポリスターの逆ピロー包装機
eg1第3世代(サード)には、
三木プーリの「NSE(ロスタテン
ショナー)モデル」を搭載
三木プーリさんで購入を決めたのは、製品自体の信頼もさることながら、現場で話を聞いてくださることです。
他社の場合は、営業の方とのやりとりは電話で済ませてしまうのがふつうです。
でも、三木プーリさんの場合は、実際に工場で機械を見ながら説明や相談ができるので、話が早いんです。 また、同じ方と関係が長く続くというのも私どもとしては助かっています。担当がころころ変わると、弊社の機械の特徴を一から説明しなければなりません。 その点、三木プーリさんは一つの話をすれば、二や三のところまで理解してくださり、的確な助言をくださいます。
また、最近では中国の現地法人、上海ポリスターを拠点とする中国への制御機器の供給、新システムの確立、現地スタッフの指導に関して、三木プーリさんからたくさんアイデアをいただきました。